"AZUL Y BLANCO"

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Selected Discs from Argentina & Uruguay


Theme by Day LP.
11th
January

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JUAN PABLO DI LEONE / Sin Palo
まずは参加メンバーで、もう期待でいっぱいになる。Carlos Aguirre, Juan Quintero, Luna Monti, Nico Ibarburu, Fernando Silva, Mariano Cantero, Andres Beeuwsaert, Francisco Fattoruso等、これだけでお腹いっぱいになるくらい。本作はフルート奏者Juan Pablo di Leoneのソロ・アルバムだが、まさにcontemporary folkroleの重要アーティストが大勢参加。Hugo Fattorusoを4曲、Aguirre、Charly Garcia、Nico Ibarburu、Mateoを1曲を取り上げ、Folklore, Jazz/fusion, Candombe等が一体となったサウンドは期待を裏切らない素晴らしい出来。
21st
December

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PUENTE CELESTE / En Vivo En Cafe Vinilo
Puente Celeste待望のライブ盤はCD+DVD。これは凄い。Edgardo Caldozo, Lucas Nikotian, Santiago Vazquez, Luciano Dyzenchauz, Marcelo Moguilevskyの5人による強烈なライブ・アクト。ファルクローレをベースに、ジャズやエクスペリメンタルな局面も、すべて彼等の音楽として成立している。息もつかせぬ濃密なアンサンブルは聴くものを圧倒。動画で見るとますますその迫力は凄まじい。過激な美意識と旺盛な創造力。緊密なステージに腰が砕ける。
18th
November

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バー・ブエノス・アイレス〜カルロス・アギーレに捧ぐ / V.A.
あれは何時のことであったのか、記憶は正確ではない。恐らく2009年の、季節は初夏から真夏に向かう時期だった様に思う。当時HMVの仙台ロフト店に勤務していた河野洋志さんと、丁度河野さんのところに遊びに来ていたHMV本部の山本勇樹さんと、山形でお酒をご一緒する機会があった。その頃Carlos Aguirre、Aca Seca Trio、Puente Celesteなど、それ以前にあまり聴く機会の無かったアルゼンチンの、モダーンなフォルクローレの音源が少しずつ入手できる様になっていて、特にCarlos Aguirreの 音楽には、私のこれまでの音楽的嗜好を根本的に変えてしまう様な衝撃、静かな衝撃を感じていた。周囲にはこういう嗜好の変化を「年を取ったね」と言われて いたものだった。そんな時河野さんや山本さんと、あの台湾料理店のカウンターで音楽の話を沢山したのだ思う。これもお酒の所為で決して定かではないのだ が、Carlos Aguirre周辺の音楽について一緒に語ることが出来ることは無性に嬉しく思ったものだ。そして勿論その時は冗談で、Carlos Aguirreを日本に呼びたいねと、その時は絶対山形でも公演をしようと、酔った勢いで話していたのだ。それから数ヶ月の後に、河野さんと山本さんとそして音楽文筆家の吉本宏さんは、Carlos Aguirreの音楽に共鳴する音楽を選曲するバー・ブエノス・アイレス(bba)を立ち上げ、さらに河野さんはアルゼンチンに渡り、Carlos Aguirreに直接対面を果たす。そして彼等三人とインパートメントの稲葉昌太さんを中心とする仲間の情熱が一つの大きな意思となって、考えられない奇跡を起こしてしまうことになる。当時入手困難であったCarlos Aguirre Grupoの名盤、通称”crema”が日本盤で、それもオリジナルのアートワークに忠実な形でリリースされ、そしてついにCarlos Aguirreの来日までもが決定したのだ。2010年10月 には彼は日本の地を踏み、そして日本での初公演はなんとここ山形なのであった。その後の日本各地での公演は最早伝説と言っていいだろう。彼の音楽と真摯な 人柄は多くファンを惜しみなく魅了した。静かなムーブメントがこの年を吹き抜け、美しい記憶が残った。さてこのアルバムはその大きな潮流の中心にいたbbaの3人が、Carlos Aguirreに捧げたコンピレーション・アルバムである。勿論稲葉さんのインパートメントからのリリースである。そこにはAguirre本 人の音源もあれば、彼に近いアーティストの音源、そして彼の曲のカバー曲等が厳選され収録されている。詳しい収録曲などはこちらを参考にして頂くが、ここ に収められている音楽は彼に捧げられたものであると同時に、彼の音楽そのものだ。洗練と素朴、自然への憧憬と研ぎすまされた美意識、そして優美なメランコ リー。Aguirreの世界観が凝縮されているのだ。読み応えのある解説、曲紹介、AguirreとSebastian Macchiへのインタビュー、bbaの世界を知るディスク・ガイドなど、充実したブックレットや、パラナ河の夕焼けを切り取った息を飲む程に美しいジャケット写真など、作り手の愛情が注ぎ込まれている。アルバムの最後には、山形と東京公演で演奏され、河野洋志さんに捧げれた”Hiroshi”が新録音で収められている。この曲を聴くことが出来るのは今のところこのアルバムだけだ。行動力と情熱と愛情によって、奇跡的な物語を創り上げたbbaの皆さんと、稲葉さんに敬意と感謝を捧げたい。勿論、物語はまだ続いている。
 
14th
November

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ETHEL KOFFMAN / Ánima
Claudio Bolzaniを中心として、Carlos Aguirre等をゲストに迎えたサウンドは瑞々しく端正で、確かに素晴らしいのだが、なんと言ってもEthel Koffmanの歌なのだ。震える様な独特の声質と、包み込む様な穏やかな歌唱は、聴くものを魅了して止まない。Hugo Fattoruso作の1曲目、2曲取り上げられているJorge Fandermoleなど、表現者として確固たる個性がある。
5th
November

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ROLO ROSSI / Fogo
Carlos Aguirreのレーベル、Shagrada Medraからリリースされた、あまりに美しいピアノ・ソロアルバム。クラシカルでリリカルな演奏は穏やかに心に突き刺さる。繊細で時にダイナミックな旋律と、ナイーヴで端正な演奏は静かに、しかし確かな個性を主張している。コンテンポラリー・フォルクローレの肌触りとはまた一味違うが、透徹した美意識は共通のものだ。
動画は発見できず。残念!
3rd
November

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DIEGO SCHISSI QUINTETO / Tongos
注目のピアニスト、Diego Schissiを中心に、Guillermo Rubino (viol.), Santiago Segret (badoneon), Ismael Grossman (g.), Juan Pablo Navarro (b.)からなるquintetによる本作、Tangoをベースに、JazzやClassic等の語法を用いて、極めて緊張感の高い演奏が繰り広げられている。フォルクローレをベースとした音楽とはまた違った種類の、知性的魔力がある。
1st
November

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MINGUI INGARAMO / Patagonia
Mingui IngaramoはCordovaのピアニスト。本作が初ソロ名義の作品とのことだが、十分にキャリアーを積んだアーティストの様だ。基本はジャズなのだろうが、やはりアルゼンチン人らしい、フォルクローレを内包した、雄大で清々しい、景色の見える音だ。時に出て来るMingui本人の淡いスキャット、誠実でメランコリックな曲想とピアノ、ちょっと古風なシンセの音など、多くの魅力を孕んでいる。
25th
October

Notes
JUANJO BARTOLOME / Luminilo
美しいアルバムです。Carlos Aguirreの”Shagrada Medra”からのリリース。コルドバ出身のギタリスト、Juanjo Bartlomeの作品。一聴すると、アコースティックなコンテンポラリー・フォルクローレ。しかしJuanjo自身のelectric guitar、Rhodes piano、そして僅かなprogrammingや、guitar syntheなど、音作りの面では控えめであっても意欲的。息を飲む様な美しいメロディーと、オーガニックなアンサンブルに魅入られてしまう。Carlos Aguirre, Fernando Silva, Claudio Volzani, Juna Quintero, Rolo Rossiなど素晴らしいサポートを得た傑作。
1st
October

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PABLO GRINJOT / Amor
表にジャケットがない。そしてCDの盤面にリアルな心臓の絵。過激な音楽を想像してしまうのだが、実はなんとも優しい音楽なのだった。アコースティックなギターの音色を中心としたフォーキーな響きと、Pablo Grinjotの朴訥な歌声。穏やかな、物語のようなメロディー。そして控えめな弦のアンサンブルが、お伽噺のようなサウンドを創り上げている。聴くものを穏やかに優しい気持ちにしてくれるアルバム。