"AZUL Y BLANCO"

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Selected Discs from Argentina & Uruguay


Theme by Day LP.
18th
February

2 notes
CARLOS AGUIRRE / Orillania
いよいよ明日リリースされる、Carlos Aguirre待望のニュー・アルバム。変わらぬ静かなる熱狂の中で、多くのファンが彼の新作を待ち望んでいた。期待の中でリリースされた本作には、近年アギーレが共演を重ねて来た様々なアーティストが参加している。アルゼンチンからMono Fontana、Fernando Silva、Juan Quintero、Jorge Fandermole、Sebastian Macchi、Quique Sinesi、Luis SalinasブラジルからMonica Salmaso、Gladston Galliza、ウルグアイからHugo Fattoruso、チリからFrancesca Ancarolaなど。つまり本作はアギーレ自身の音楽でもあり、また共演者たちとの共同作業の記録でもある。これまでの作品と同様に、磨き抜かれた楽曲と、色彩感に溢れた風のようなサウンド、柔らかな歌声はそのままに、汎ラテン・アメリカ的な視点をもったアルバムとなった。透明な美意識に貫かれたMono Fontanaとの①、Gladstonとの軽快なラテン・ナンバー④、Juan Quintero、Jorge Fandermoleとの腰が抜けそうな豪華な共演は感動必至の⑤、ブラジルの妖精Monica Salmasoとの安らぎに満ちた⑥、Hugoらしいシンセの音が聴けるカンドンベ⑨など、ワクワくする様な共演が収められている。音楽で人と人とを繋ぐ、カルロス・アギーレの一つの到達点。
☆カルロス・アギーレ/オリジャニア
☆Orillania
☆Carlos Aguirre / Orillania 【CD】
18th
November

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バー・ブエノス・アイレス〜カルロス・アギーレに捧ぐ / V.A.
あれは何時のことであったのか、記憶は正確ではない。恐らく2009年の、季節は初夏から真夏に向かう時期だった様に思う。当時HMVの仙台ロフト店に勤務していた河野洋志さんと、丁度河野さんのところに遊びに来ていたHMV本部の山本勇樹さんと、山形でお酒をご一緒する機会があった。その頃Carlos Aguirre、Aca Seca Trio、Puente Celesteなど、それ以前にあまり聴く機会の無かったアルゼンチンの、モダーンなフォルクローレの音源が少しずつ入手できる様になっていて、特にCarlos Aguirreの 音楽には、私のこれまでの音楽的嗜好を根本的に変えてしまう様な衝撃、静かな衝撃を感じていた。周囲にはこういう嗜好の変化を「年を取ったね」と言われて いたものだった。そんな時河野さんや山本さんと、あの台湾料理店のカウンターで音楽の話を沢山したのだ思う。これもお酒の所為で決して定かではないのだ が、Carlos Aguirre周辺の音楽について一緒に語ることが出来ることは無性に嬉しく思ったものだ。そして勿論その時は冗談で、Carlos Aguirreを日本に呼びたいねと、その時は絶対山形でも公演をしようと、酔った勢いで話していたのだ。それから数ヶ月の後に、河野さんと山本さんとそして音楽文筆家の吉本宏さんは、Carlos Aguirreの音楽に共鳴する音楽を選曲するバー・ブエノス・アイレス(bba)を立ち上げ、さらに河野さんはアルゼンチンに渡り、Carlos Aguirreに直接対面を果たす。そして彼等三人とインパートメントの稲葉昌太さんを中心とする仲間の情熱が一つの大きな意思となって、考えられない奇跡を起こしてしまうことになる。当時入手困難であったCarlos Aguirre Grupoの名盤、通称”crema”が日本盤で、それもオリジナルのアートワークに忠実な形でリリースされ、そしてついにCarlos Aguirreの来日までもが決定したのだ。2010年10月 には彼は日本の地を踏み、そして日本での初公演はなんとここ山形なのであった。その後の日本各地での公演は最早伝説と言っていいだろう。彼の音楽と真摯な 人柄は多くファンを惜しみなく魅了した。静かなムーブメントがこの年を吹き抜け、美しい記憶が残った。さてこのアルバムはその大きな潮流の中心にいたbbaの3人が、Carlos Aguirreに捧げたコンピレーション・アルバムである。勿論稲葉さんのインパートメントからのリリースである。そこにはAguirre本 人の音源もあれば、彼に近いアーティストの音源、そして彼の曲のカバー曲等が厳選され収録されている。詳しい収録曲などはこちらを参考にして頂くが、ここ に収められている音楽は彼に捧げられたものであると同時に、彼の音楽そのものだ。洗練と素朴、自然への憧憬と研ぎすまされた美意識、そして優美なメランコ リー。Aguirreの世界観が凝縮されているのだ。読み応えのある解説、曲紹介、AguirreとSebastian Macchiへのインタビュー、bbaの世界を知るディスク・ガイドなど、充実したブックレットや、パラナ河の夕焼けを切り取った息を飲む程に美しいジャケット写真など、作り手の愛情が注ぎ込まれている。アルバムの最後には、山形と東京公演で演奏され、河野洋志さんに捧げれた”Hiroshi”が新録音で収められている。この曲を聴くことが出来るのは今のところこのアルバムだけだ。行動力と情熱と愛情によって、奇跡的な物語を創り上げたbbaの皆さんと、稲葉さんに敬意と感謝を捧げたい。勿論、物語はまだ続いている。
 ★バー・ブエノス・アイレス ~カルロス・アギーレに捧ぐ~
25th
October

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JUANJO BARTOLOME / Luminilo
美しいアルバムです。Carlos Aguirreの”Shagrada Medra”からのリリース。コルドバ出身のギタリスト、Juanjo Bartlomeの作品。一聴すると、アコースティックなコンテンポラリー・フォルクローレ。しかしJuanjo自身のelectric guitar、Rhodes piano、そして僅かなprogrammingや、guitar syntheなど、音作りの面では控えめであっても意欲的。息を飲む様な美しいメロディーと、オーガニックなアンサンブルに魅入られてしまう。Carlos Aguirre, Fernando Silva, Claudio Volzani, Juna Quintero, Rolo Rossiなど素晴らしいサポートを得た傑作。
☆Juanjo Bartolome / Luminilo
13th
April

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QUIQUE SINESI / Danza Sin Fin
なんと言ってもCarlos Aguirreの”Crema”での強い印象から、初めて彼のギターを認識したという人が多いのではなかろうか、とは思うのだが、勿論それ以前から素晴らしい演奏を残しているわけで、本作も実に感動的だ。1997年の録音で、Aguirreも2曲に参加している。やはり音楽の根底に流れる心情的な部分はCarlos Aguirreと強く共鳴する物であることは間違いない。流麗なギター・ワークの根底に、自然に対する畏敬や、徹底した美意識が感じられる。傑作です。
☆ダンサ・シン・フィン
12th
September

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LAURA SUÁREZ / Lo Que Suena
前項で名前がでてきたこのLaura Suárezもまた、素晴らしい歌声をもつ歌い手であり、またSSWでもある。Folkrole mannerの、素朴で楚々とした歌は実に魅力的だ。さらに作曲者としても本作の全ての曲を書き上げており、才能あふれる女性である。Tr.1にCarlos Aguirreが参加しているほか、Jorge Fandermole, Claudio Bolzaniが参加。Contemporary Folklore sceneの重要人物の1人と言える。
11th
September

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ETHEL KOFFMAN / Flor Verbena
素晴らしい歌なのだ。柔らかで、楚々として、花の様な歌なのだ。Ethel Koffmanは80年代から活動している実力ある歌手。本作ではClaudio Bolzani (g.)、Alberto Callaci (p.)、Charly Pagra (b.)、Javier Allende (dr., perc.)をバックに、Laura Suárez、Juan Quintero、Carlos AguirreなどContemporary Folkloreのartistの曲を歌っている。優しい気分に必ず導いてくれる。Carlos AguirreがTr.1に参加。
21st
August

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LUCHO GONZALEZ - CARLOS AGUIRRE / Tejido A Mano
2曲を除いて、Lucho Gonzalez (g.)とCarlos Aguirre (keyboards)の2人による、極めてシンプルな構成による1990年のアルバム。2人だけの演奏ながら、空間的な奥行きを感じさせる、風の音を体感するような実に心地よいアルバムだ。Folkrolicな感覚はあまり感じられず、Fusion/Jazz的な音楽なのだが、Carlos Aguirreの作り出す音場は、すでに現在の彼の音楽を思わせる。
13th
February

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FRANCESCA ANCAROLA, CARLOS AGUIRRE / Arrullos
Carlos Aguirreと、Chile人の女性歌手、Francesca Ancarolaとのduo作品。曲はUruguay, Chile, Argentina, Cuba, Venezuelaと、汎ラテン・アメリカ的選曲がなされている。素朴な情感を漂わせるFrancesca Ancarolaの歌唱と、lyricalなCarlos Aguirreのpianoとの対話は、どこまでも親密で優しい。聴くものの気持ちを穏やかに鎮静してくれる美しいアルバム。
20th
January

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CARLOS AGUIRRE GRUPO / Crema
Carlos Aguirre Grupoの2000年のalbum。やっと入手できたのである。”Rojo”, “Violeta”に先立つ本作は、この2作に比し、よりfolkroleの香りが強い。したがって、より人間界に近い世界観とも言える。”Violeta”のような世俗を超越した世界観ではないし、歌ものが多いので、好みは分かれるかもしれないけれど、私はどとらも同等に素晴らしいと思うし、本作にも年甲斐もないほどに感激しているのだ。Carlos Aguirre Grupoのこれら3作の持つ瑞々しく透明で、純粋なメランコリーと、素朴な心情を持ちつつ洗練されたsound、希望と優しさに満ちたスケールの大きい音楽性に、私は音楽観すら変わる程の感動を覚えている。全ての音楽ファンに聴いて欲しいと、これまた大袈裟にも、本気で思っているのだ。
4th
December

0 notes
CARLOS AGUIRRE / Caminos
Carlos Aguirreの2006年のsolo album。全編が彼のsolo pianoによる作品で、”Violeta”や”Rojo”とはまた違ったCarlos Aguirreの魅力を感じる事が出来る。勿論solo pianoとして、これだけ美しい作品自体希有なのではあるが、soloであるが故にここにはCarlos Aguirreの様々な音楽的記憶も見え隠れする。もちろん根幹はArgentinaの大地に根ざした彼らしい音楽なのだが、さらにBluesやJazz等の要素もむしろ濃厚なのである。Carlos Aguirreらしい音楽観で統一された素晴らしいsolo作品。
20th
November

0 notes
CARLOS AGUIRRE GRUPO / Rojo
Carlos Aguirre Grupoの2004年のalbum、”Rojo”(赤)。近作”Violete”(紫)の方が、scaleと言う点ではより壮大ではあるのだが、こちらはよりfolkrole的で、より「歌」が主体である。だからこそ、本作は本作であればこその魅力に溢れた作品だ。そして主にCarlos Aguirre本人によるこの歌が、この上なく素晴らしい。透明で繊細で慈愛に満ちた歌は、時に超自然的ですらある。音楽の持つ基本的conceptは、”Violete”と全く共通のものであればこそ、本作が好きと言う人も多いであろうと思う。泣けて来た。
12th
November

0 notes
CARLOS AGUIRRE GRUPO / Violeta
これは傑作です。アルゼンチンのguitar/piano/composerのCarlos Aguirreとそのgroupのalbum。この透明感、大地の吹き抜ける風のごときscale、詩的叙情、全てが彼ら独自の色彩の中で表現されていて、唯一無二の存在感。まじめな音楽だけど実に面白くもある。ぜ〜ひ聴いてもらいたい大推薦盤。最近のアルゼンチンものの充実度は凄まじく、この端正な音楽には、いい加減な私こそ逆に強く惹かれるのです。